文芸まつもとのバックエンドCMS周りを整備しました
ここ数日で松本も大分寒くなってきましたね。秋から一気に冬の気配を感じるようになりました。
さて、表題ですがシステム周りのお話です。文芸まつもとではコンテンツデータを表示する際、ネットが繋がる環境であればサーバーからJSONで最新のデータを取得しています。
このJSONデータですが、これまでローカルで作成したものをサーバーに上げるという手順を践んで公開していました。
……が、さすがにデータ数が増えてきて管理が大変になってきたため、WebCMSベースに移行を行いました。
というワケでWordPressです。
もともとデータのつくりが似ていることもあって、短期間で移行構築が完了しました。
ステージングで確認して問題がなければ本番(アプリ参照領域)へデータを反映するみたいな感じで回しています。
現在もうすでに稼働していますが、CMSとして熟しきったWordPressでアプリのコンテンツ周りを管理できるので便利になったほか、バックアップがWordPressのソリューションでできるようになったのでかなり(気が)楽になりました。
もう一つ非常に大きな利点がありまして、WordPressの管理ページはスマホ対応しているため、手持ちの携帯からもデータの更新が可能になりました。
その場で写真を撮ってイベントデータを登録、新着情報に追加、確認後本番反映、通知でお知らせ、までがスマホだけでできるようになっています。
オモテ側には見えないシステム周りのことであり、自分でこう言うのもなんですが、これすごく便利です。
カスタム投稿タイプ+カスタムタクソノミー+カスタムフィールドを組み合わせてるようなCMS的運営でも、レスポンシブ対応してるWordPressの管理ページ(とプラグイン)ならPCとスマホでオペレーションできる……というのは触ってわかる便利さでした。
実際この辺りのシステムをゼロベースで1から構築しようと思うと工数的にかなり重いものになってしまいますし、WordPressで投稿・公開ならオペレーションできる人も多いので、ソリューションとしてもこれはかなりアリなんじゃないかなーと思います。