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松高にて、まつもと市民芸術館と大道芸の関連を知る

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行こうと思いつつもなかなか行っていなかった、松本あがたの森の「旧制高等学校記念館(松高)」に行ってみました。

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入ってびっくり、バンカラのコスプレができたり、どくとるマンボウシリーズの北杜夫(斎藤宗吉)氏の当時の迷解答が展示されてたり、当時の寮が再現されていたりとかなり面白かったです。
考えてみたら「旧制高等学校」。20歳前後の青年たちが主となるので、なにか妙に親しげのある感じというか、肩肘張らずに楽しめる部分があるんですよね。ただし、明るく騒ぎ立てるだけじゃなくて、そこに戦火のシリアスな部分も見え隠れしていて。
もっと早くに行っとけばよかったなー。

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昭和10年頃の手書きの地図も掲載されていました。
うなぎの「まつか」の歴史もさることながら、個人的に驚いたのが今のまつもと市民芸術館の位置に記載されている注意書きです。

深志公園の所に「ここではサーカス 見世物小屋などはられた」と注意書きが記載されています。
こんな風に地図に書かれるぐらい、当時としてはここでイベントが行われるのが周知の場所だったんですね。

深志公園には、この地図が画かれた数十年後に市民会館が建ち、それが数十年たった後にとり壊れて「まつもと市民芸術館」が建設されました。
そして、市民芸術館の芸術監督である串田さん。
これが他の演劇舞台監督やオペラなら「そうなんだー」ぐらいなのですが、なにしろ舞台の中に大道芸をそのまま持ち込む串田さんが関わっているのですから、この繋がりには驚きました。

たとえば去年の空中キャバレーのサーカス。今年の兵士の物語にも劇前には大道芸的な雰囲気作り。
実に相当な(約80年!)歴史のある文脈を引き継いで、あの場所で大道芸的な事が行われている事になります。

ちなみに、記念館に行った後は一階のあがたの森談話室に寄ることをおすすめします。市内のホテル花月が運営している喫茶店で、松本民芸家具で統一されているので雰囲気があります。窓際から中庭を見ることができるのでいい感じです。

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