10秒ホラーを巡る話について


AI ホラー 映像 note.com ゲーム 10秒ホラー

「#10秒AIホラーチャレンジ」から生成された物語

物語

2025年10月、SNSで大きな話題になった10秒ホラー動画コンテスト「10秒AIホラーチャレンジ」。
参加者は、AI生成ツールを使って10秒のホラー動画を制作し、SNSに投稿。生成動画「Sora2」の登場も相まって総投稿本数は3,378作品に達した。

その中で投稿された4本のAIホラー動画。
《白い部屋の男》《元カノから届いた動画》《田舎》《家族の食卓》。
投稿を追ううちに、閲覧者は不可解な構造に気付く。

本作は、AIホラー動画をテーマにした、
メディアプラットフォーム「note.com」を舞台に展開される、
インタラクティブホラー・モキュメンタリーの実験作品です。

10秒ホラーを巡る話について #10秒AIホラーチャレンジ

screen

キャラクター

SNSに流れてきた10秒ホラー動画を見てしまい、ブタ岡に動画を送り付ける。

ブタ岡(Butaoka)

SNSに入り浸っているキモいやつ。

技術

制作メモ

ブタ岡のショート動画をつくっているときに「10秒ホラー」動画をたまたまSNSで目にし、気晴らしで自身も参加しよう、と思ったのがキッカケです。10秒というのは作成をするにも好都合で、凝ったことをしても秒数がすぐに達します。気軽に挑戦できる長さが良かったです。

制作していくうちに色々とアイディアが浮かび、現状の形となりました。

物語の構想自体は最後の動画を投稿する頃にはあったのですが、コンテストという実際に行われる場でしたので、その結果次第で物語がどう転がるのかはわかりませんでした。

結局、それは大稀有で、コンテストからは大外れ😅
それがかえって良い刺激となり、どうせなら「好きな事をやれるだけちゃんとやろう」と、制作を進めました。

ブタ岡の本編動画の制作が終わり、どうやって公開しようと考えていたときに、この物語とブタ岡を一緒に公開するのが良いのでは、と思い立ちました。

何かが一つ違ったらこういう展開にはならなかった事でしょう。不思議なものですね。
思い入れの強い作品となりました。

補注:
コンテストの審査については、「とてもよかった」と思います。
受賞した動画を見るに、僕のはかすりもしなかったでしょうし、 それでよかった。それがよかった です。本当に。

制作中は、以前ゲームを作っていた時と同じように、いや、あの時以上に楽しんでいました。
まったく自由にやりたいことをやれました。
この感覚を「思い出せた」ことがすごく重要で、すごく楽しいのです☕